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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

オフィス空室率 9月も低下 都心5区2.68%、7ヵ月連続

 オフィス仲介大手の三鬼商事(東京・中央)が9日発表した9月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率は、前月比0.17ポイント低い2.68%となった。7カ月連続で下がった。  前年同月と比べると1.93ポイント下がった。新型コロナウイルス禍後の出社回帰への対応などのために広いオフィスを求める企業が増えている。ビル内増床や拡張に伴う契約が相次いだ。本社近くで分室を借りる事例もあった。  空室面積は前月に比べ約1万4,000坪(1坪は約3.3平方m)減少した。9月は新築ビルの供給がなかったため、既存のビルが需要を吸収した。住友不動産東京三田ガーデンタワー(港)や晴海プライムスクエア(中央)の成約が目立った。  完成前のビルの需給が引き締まっている。三幸エステートの今関豊和チーフアナリストは「建設費の高騰などを背景に予定よりも完成が遅れるビルが増えている」と話す。  三鬼商事の発表を地域別にみると、千代田区が前月比0.09ポイント低い1.61%、中央区が0.20ポイント低い3.65%、港区は0.47ポイント低い3.07%と低下。新宿区は0.26ポイント高い3.08%、渋谷区は0.16ポイント高い2.09%だった。  都心5区の平均募集賃料は前月比0.31%高い1坪あたり2万1,092円だった。20カ月連続で上昇し、1年で4.8%(966円)値上がりした。

日経 2025年10月10日朝刊

 

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