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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

不動産投資 静岡に注目 利回りの高さ魅力 路線価公表

 国税庁が1日公表した県内路線価は、全体に下落傾向の中、静岡市のJR静岡駅周辺の中心市街地は2年連続の上昇となり需要の底堅さを示した。背景には、首都圏の不動産投資の利回りが低下し、静岡市などの地方に新たな投資先を求め始めた不動産業者や投資家の動きがある。  大阪市内の不動産業者がスポンサーの不動産投資法人は、マンションを軸としたREIT(リート・不動産投資信託)の資産構成に静岡市葵区の全28戸、評価額約3億円のマンションを組み入れた。東京都内など首都圏の物件は評価額10億円前後の大型物件で利回り4%台が多いが、静岡市の物件は利回り6%台を想定する。  日本不動産研究所静岡支所の鈴木隆史支所長は「規模が小さく従来は資産構成に入らなかった物件も、利回り次第で検討対象になってきた」と変化を実感する。静岡市内では複数の中小マンション開発が進んでいることから「静岡市は投資対象としてまだ未開拓。今後リートの投資対象が広がる可能性がある」とみる。  オフィスも静岡駅近くの物件は人気が高く、賃料も強含みで推移する。「まとまった土地やビル一棟など、県内の投資家からも数億円レベルの投資先の紹介依頼が増えている」と地元不動産業者。商店も条件のいい店舗を中心に出店意欲は高まる。ただ、市場で流通する物件が少なく、本格的に地価を押し上げるには至っていない。

静岡 2015年07月01日夕刊

 

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