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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

2018年 県内路線価 好立地の上昇傾向続く

 2日公表された2018年1月1日時点の県内路線価は、標準宅地の対前年変動率がマイナス0.7%となり、10年連続で下落した。一方、下落率は0.1ポイント減と2年連続の縮小。県内13税務署のうち最高路線価が上昇したのは静岡、清水、浜松西、浜松東、熱海、藤枝の6署となり、17年の5署を上回った。投資が活発な中心市街地や交通利便性の高い地域など好立地では上昇傾向が続いている。各地の取引の状況を探った。(価格は1u当たり) 西部 【浜松】  前年まで横ばいが続いていた浜松駅前通り(浜松市中区砂山町)の95万円が最高路線価で、変動率は1.1%上昇。周辺で複合ビルの建設が始まる中、堅調な投資需要も反映した。住宅地は引き続き、高台地区や遠州鉄道沿線が人気。住宅街の中区広沢で20万円の高値が付いたケースもあった。  付近に大型スーパーのコストコが出店した国道152号通り(同市東区和田町)は、2.2%上昇して9万4千円になった。自動車ディーラーや飲食店などが並ぶ通りの周辺で店舗用地を求める動きもあり、15万〜18万円の取引があった。 【磐田】  最高路線価はJR磐田駅北口の市道中泉192号線通りで10万円。前年度比で横ばいの状況。市中心部の住宅地は堅調で国府台は9万円前後。分譲が進む東名高速道磐田IC南側の見付は8万円前後で関心が高まる。市南部も内陸部は回復傾向にあるが、沿岸部は需要が乏しく、二極化が固定化している。 【掛川】  JR掛川駅周辺の商業地は依然、飲食店向けの需要が高いが、物件が少なく取引は純化傾向。昼間の人通りが乏しく小売店は苦戦し、飲食店に取って代わられるケースが目立つ。最高路線価は駅北口の梅橋線通りで前年と同じ12万円。宅地は人気の駅南で9万円台の取引がある。 郊外は安価な建て売りが増えて価格競争の様相。 【豊橋】  最高路線価はJR・名鉄豊橋駅東口の広小路1丁目(駅前通り)で、横ばいの40万円。駅周辺は総じて「需要はあるが土地がない」(不動産業者)状態が続いている。新川町など駅前通り南側ではマンション連設での取引があり、商業需要が若干出ている駅西側の白河町は15万〜30万円と幅がある。住宅地は前田町で13万円前後。

静岡 2018年07月02日夕刊

 

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