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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

浜松の各工務店、モデルハウス開設 自宅にいながらアウトドア気分 テラスでバーベキューなど 在宅時間を快適に

新型コロナウイルス禍で高まるアウトドア人気を受け、浜松市内の各工務店が、自宅にいながら野外レジャーの雰囲気を楽しめるモデルハウスを相次いで開設している。バルコニーやテラス、デッキなどの空間を設け、周囲の目を気にせずに外出気分を味わえる提案をしている。  注文住宅の設計施工を手掛けるワンズホーム(浜松市浜北区)は1月、充実した設備でキャンプを楽しむグランピングをテーマとしたモデルハウス「GLAMP(グランプ)」を同区にオープンした。GLAMPは三重県菰野町のハウスメーカーが開発して各地の工務店を通じて普及を進めており、県西部では初めて。  リビングなどのある2階の一部が天井のないバルコニーとなっており、壁を設けてプライベートな空間にした。外出しなくても、屋外のような余暇や気分転換が楽しめる。担当者は「『密』を避けるウィズコロナの時代に合う」と期待を込める。  マルハ白都建設(中区)も1月、西区に2階建てのモデルハウス「オープンリビングを愉しむ家」を開所した。1階に近隣からは見えないように壁を備えた畳5畳分のテラスを設けており、バーベキューなどの利用を見込む。  2階には天井にプロジェクターを設置した「シアタールーム」を設け、映画鑑賞やゲームができるようにした。担当者は「コロナ禍で、自宅で過ごす時間をできるだけ快適にしたいというニーズに対応した」と話している。  遠州鉄道(中区)の住宅事業部も1月、畳11畳分のデッキスペースを備えたモデルハウスを袋井市に設けた。「おうちアウトドア」ができる住居をうたい、複数人でのバーベキューができるように特別な空間を演出している。デッキには、玄関の土間収納スペースとリビングの両方から入れるようにしている。

中日 2022年02月17日朝刊

 

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