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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

先端街づくり先行モデル 県など「仮想県土」を構築 藤枝 横断的データ活用  

 国土交通省が31日発表したスマートシティーの先行モデル事業に、県内から選定され「VIRTUAL SHIZUOKAが率先するデータ循環型SMART CITYコンソーシアム」は、県の持つ3次元データを活用してサイバー空間に仮想県土を構築する構想だ。県は本年度中に実施計画を策定し、来年度以降、取り組みを本格化する。  事業には県をはじめ、熱海市、下田市、ソフトバンクなどが参加する。自動運転などの新技術による社会課題の解決や情報共有で、循環型の地域づくりを目指すという。  県内から選定されたもう一つの事業、藤枝市の「藤枝ICTコンソーシアム」は官民一体でつくるコンソーシアムを中心に、インフラの維持管理や観光などの分野横断的にデータを用い、魅力ある都市空間づくりを行う。若い世代が流出し、中小企業が9割を占める産業構造で、都市の持続力を確保する狙い。  スマートシティは情報通信技術(ICT)などを生かした最先端の街づくりを進める取り組み。先行事業には県内事業を含む全国の15事業が決まった。

静岡 2019年06月01日朝刊

 

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