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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

住宅ローンの事前審査AIが15分で判定 三菱UFJ銀

 三菱UFJ銀行は15分で住宅ローンの事前審査ができるサービスを始めた。リクルートグループの物件検索サイト「スーモ」の利用者が対象で、顧客が勤務先や年収を入力すると、人工知能(AI)が過去の貸し出し実績をもとに融資の可否を判定して回答する。AIによる住宅ローン審査の自動化は3メガ銀行では初めて。  従来の事前審査はマンションなどの購入を検討する客が不動産会社(デベロッパー)に連絡し、その後、銀行に申し込んでいた。人の作業で1日はかかっていたが、NECのAIを使った自動化で15分に縮めた。  顧客はスーモのウェブサイトで名前や住所、希望借入額など約20項目を入力して送信する。入力項目は従来の57項目から6割減った。入力した情報を基に本審査の申し込みもできる。  住宅ローンの事前審査はソニー銀行が5月に1時間で回答するサービスを始めた。みずほ銀行も10月からAI審査の実証実験を始めており、AIを活用した業務自動化の波がメガバンクにも広がってきた形だ。 AI審査について海外では人種や性別などで判断が変わる事例も指摘されている。三菱UFJは人種や男女差は与信判断に影響しないため、こうしたバイアスがかかる懸念はないとみている。

日経 2018年10月04日朝刊

 

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