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磐田市民文化会館跡地利用 市有地と一体で拠点整備 市が方針案、意見公募へ

 磐田市は13日までに、中心市街地にある磐田市民文化会館と文化振興センター(同市二之宮東)の将来の跡地利用計画について、今之浦地区の市有地・公園と併せた初の基本方針案をまとめた。にぎわい創出、交流促進につながる拠点整備を目指す。16日から約1カ月間、市民から利活用の意見を募集する。  今回の整備エリアを「市が将来にわたって発展し続ける礎となるべく、拠点性と求心力を備えた利活用が求められている」と位置付け、人を育む、交流・憩い、にぎわい・まちの活性化の3項目を基本目標に掲げた。同会館の約500m北東に位置する今之浦市有地、今之浦公園との一体的整備により、回遊性も考慮した地域活性化を図る。  市は基本方針案の中で、同会館跡地に考えられる機能のイメージとして、会議や交流会場など多目的に利用できるコンベンション施設、芸術文化の展示室を提案。今之浦地区には公園や緑地、スポーツ、イベント会場などの活用例を示した。  同会館は2021年度までに同市豊田地区への移転が決まっている。跡地の利活用策は昨年4月の市長選の争点にもなり、市の対応が注目されていた。市は夏ごろまでに基本方針をまとめ、整備計画策定に移行する予定。  パブリックコメント(市民意見公募)は4月14日まで。市内在住、在勤者と市内に事業所を持つ人が対象。市の担当者は「提示したイメージはあくまで案なので、自由な発想でアイデアを寄せてほしい」と呼び掛ける。問い合わせは市文化振興課<電0538(35)6861>へ。 【写真】磐田市が利活用の基本方針案を示した市民文化会館・文化振興センター(手前)と今之浦市有地・公園(奥) =磐田市内(市提供)

静岡 2018年03月14日朝刊

 

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