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浜松ウッドコレクション 天竜材使用 デザイン評価 建築物や木製品 4作品最優秀

 機能性やデザイン性に優れた天竜材の建築物や木製品を表彰する「浜松ウッドコレクション2018」の表彰式が7日、浜松市役所で開かれた。最優秀賞には、一般建築部門の集合住宅「べルツリー」など4点が輝いた。  表彰は2017年度から開始。18年度は新たに家具や木工品を加え、計4部門で全国に対象を拡大した。応募作品計46点のうち、6点は東京や京都など市外だった。  鈴三材木店(浜北区)が建築主となったべルツリーは鉄筋コンクリート造り3階建ての単身者向け物件。タイル張りと、水に強いスギの芯材を組み合わせた外観が特徴的で内装は床から壁まで同じ形状のスギ板を貼り合わせ、並べ方で異なるデザインを表現した。  住宅部門で最優秀賞に選ばれたのは、しましま設計室(中区)が 設計した木造住宅「ひとつ屋根の家」。和と洋の異なる2世帯を一つの屋根でつないだ。  木製家具部門で最高賞に輝いた鹿島木材(天竜区)の「KOMOREBIダイニングテーブルセット」は、アクリルと木材を貼り合わせたスギの天板で透光性やデザイン性を高めた。木製品部門には永田木材(北区)の「天竜材のハンドメイドキット NAGAMOKU BOX」が選ばれた。  審査委員長の寒竹伸一静岡文化芸術大副学長は「受賞作品に多様性を感じた」と、異なる素材や色の組み合わせの妙をたたえた。  このほか、4部門で優秀賞9点、特別賞8点、入賞4点が選ばれた。市は今後、ホームページで入賞作品を紹介していく。

静岡 2018年11月08日朝刊

 

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