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南区にビーチコート整備 江之島プール跡、国際大会視野 まずは小規模施設 来夏から利用計画

 「ビーチ・マリンスポーツの聖地」のブランド確立を目指す浜松市は南区の遠州灘海浜公園江之島地区のプール跡地に、国際大会も実施できる「ビーチコート」整備の検討を始めた。同所を最有力候補地としてビーチスポーツの拠点にしたい考えで、まずは跡地の一部に小規模コートを開設し、来夏から利用開始する計画。市議会9月定例会に提出した補正予算案に調査費など490万円を計上した。  候補地は同江之島地区(約5.7ha)にある同水泳場の一部。市水泳場トビオの開設に伴い、2009年2月に屋外50mプール、飛び込みプール、屋内プールが廃止され、跡地活用が長年の課題だった。現在、屋外25mプール、児童プールやアーチェリー場は利用を継続している。  計画では、スタンド席のある屋外プール、飛び込みプール跡には、ビーチラグビーなど多様な種目で大規模な国際大会を誘致できるビーチコートヘの改修を視野に、どのような施設がふさわしいか可能性を調査する。  大規模な施設整備に先行し、敷地南東に位置する屋内プール跡地には、ビーチバレー2面分が確保できる広さの小規模コートを整備し、19年7月に供用開始する予定。ビーチテニスやビーチサッカーなどにも利用できる多用途なコートになる見込み。市担当者は「市中心から30分の好立地。まとまった敷地のある江之島地区が施設整備の有力候補地」と話した。

静岡 2018年09月28日朝刊

 

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