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清掃工場跡を分譲へ 浜松市 製造業対象に事業者公募

 浜松市は21日の市議会地方創生調査特別委員会で、東区の北部清掃工場跡地を民間の工場用地として分譲すると報告した。分譲価格は約2億円を想定し、11月から事業者を公募する。  分譲する同跡地は約8,400平方m。すぐそばに東名高速道路三方原スマートインターチェンジ(IC)がある。市は進出事業者の業種について、製造業の工場や研究所を対象とする。決定に当たっては経営状況などについて審査を行う。複数の応募があった場合は、輸送用機器や健康・医療関連など市の指定集積業種に該当する事業者を優先する。  公募期間は11月1日から22日まで。審査を経て12月中旬に土地売買契約を締結する。  北部清掃工場は老朽化に伴って2011年に休止し、建物は17年に解体を完了した。市は第三都田地区工場用地(北区)が完売の見込みとなる中、市内で新規工場向けの用地が限られていることから他の工場用地の検討を進めていた。

静岡 2021年10月22日朝刊

 

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