VR(仮想現実)を使ったマンション内覧システムを手掛けるスタイルポート(東京・渋谷)は2022年春をメドに、戸建て住宅やリフォーム工事向けにもサービス提供を始める。システム開発やエンジニア採用に充てるため、第三者割当増資で4億2,000万円を調達した。
スタイルポートは分譲マンションのモデルルームを3次元(3D)で表示し、スマートフォンやタブレット端末で確認できるサービスを提供する。戸建てやリフォームは顧客ごとに仕様が異なり、多くの3D映像が必要になる。このため、効率的に3D映像を作成できるシステムを開発し、低コストで対応できるようにする。
第三者割当増資はベンチャーキャピタル(VC)の日本郵政キャピタルなどが引き受けた。
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