横浜銀行は不動産の資産管理アプリのウェルスパークに出資した。傘下のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じ、発行済み株式の約3%を取得した。ウェルスパークのスマートフォンアプリを使う不動産オーナーに資産運用や事業承継などを提案し、事業の相乗効果を狙う。
ウェルスパークは、投資用不動産の物件価値や収支を「見える化」するアプリを手掛けるスタートアップ企業。契約する不動産管理会社は100社に上り、紙の書類に依存する不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)につなげてきた。管理資産額は約2兆円に達する。
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