ゆうちょ銀行は住宅ローンの販売で新生銀行とソニー銀行の2行と新たに提携する。2008年から住宅ローンの販売を取り次いできたスルガ銀行との提携を続けることが難しくなっているためだ。利用者はゆうちょ銀の窓口で2行のローンから選べるようになる。
融資が原則認められないゆうちょ銀は住宅ローン商品を持つ他行に顧客を取り次いで手数料を得る。スルガ銀の商品だけ媒介してきたが、同行が投資用不動産向け融資の不正行為で金融庁の処分を受けた昨年10月からは取り扱いを止めている。
商品ラインアップとして住宅ローンは外せないとみて新たな提携先を探していた。関係者によると、ゆうちょ銀が新生銀、ソニー銀とそれぞれ提携することで合意したようだ。
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