遠州鉄道(浜松市中区)は、不動産賃貸ホームページ内に、物件の仮想現実(VR)体験ができる専用ページを開設した。スマートフォンやパソコンなどの画面に、物件の360度のパノラマ画像を表示する。
専用ペ−ジには、同社が部屋全体を撮影した県西部地域の物件約150件を登録。ほとんどの入居者がインターネットで物件を探す中、VR技術を使って詳しく見てもらうことで、入居後のイメージとのギャップを減らす狙いもある。
同社店舗への来店者には、臨場感を高めるスマホ用のVRゴーグルを贈呈する。アセットマネジメント課の担当者は「物件を探す学生などを取り込みたい」と話している。
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