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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

市有地一部 有償貸与へ 袋井駅前のホテル誘致 市が事業枠組み示す

 袋井市の原田英之市長は12日、袋井商議所などが進めるJR袋井駅北口の市有地へのホテル誘致について、事業スキームを示した。市有地約3千uのうち、約1,700uを有償貸与すると明らかにした。市議会9月定例会で、竹野昇氏(無会派)の一般質問に答えた。  ホテル誘致は、同商議所などが出資する「どまんなか袋井まちづくり株式会社」が事業主体。市有地約1,700uをいったん商議所に貸与し、その後商議所から市有地の貸与を受けた同株式会社が、ホテル機能を含む8階建ての施設を建設する見込み。  市有地は現在の市営駐輪・駐車場。同株式会社が施設建設へ駐輪駐車場の一部を解体・改修する。工事中は解体される分と同じ台数分を同株式会社が代替の「別の場所」に確保するという。ホテルが完成すれば、現在の駐輪・駐車場のうち解体されない残りの部分は市が運営する。施設完成後の利用者が必要な駐車場台数などは11月をめどに協議している最中とした。  事業主体は既にホテル運営事業予定者を選定済みで、2020年3月の開業を目指している。原田市長は8月の市議会全員協議会で、「予定通りにオープンするならスキームを早く示す時期」との考えを示していた。事業スキームは18日からの常任委員会で協議される。一般質問は伊藤謙一(緑風会)、岡本幹男(同)、近藤正美(同)、浅田二郎(共産)、木下正(自民公明クラブ)の各氏も登壇した。

静岡 2018年09月13日夕刊

 

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