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湖西 人口減に負けず あす市制50年 来年イベント続々

 湖西市が1月1日に市制50年を迎える。白須賀町、鷲津町、新所村、知波田村、入出村が1955(昭和30)年に合併して湖西町となり、72年に市制に移行。2010年には新居町と合併して、現在の湖西市となり、50年の節目を迎える。  トヨタ自動車の礎を築いた豊田佐吉が、鷲津町内の旧山口村の出身。トヨタ系の自動車部品製造会社が多く、スズキなども市内に工場がある。働く場はあるが、全国的な人口減少の流れもあり、最多だった10年の合併時の約6万3千人から、11月末現在は5万8,645人に減っている。  市は「職住近接」をスローガンに、婚姻を機に市へ転入する夫婦に「新生活応援金」10万円を出したり、市内に家を建てたり購入したりした場合、市内の企業に勤めていることや子どもの人数などを条件に、最大100万円の奨励金がもらえる施策などで、人を呼び込む努力をしている。  来年1年間は、50周年にちなんだイベントを開催する。1月1日午前0時に、伝統の手筒花火100本を新居中学校グラウンドで披露する。2月26日には、浜松商監督の時に甲子園に出場した経験のある聖隷クリストファー高校の上村敏正校長=同市新居町=の講演会を開く。50周年の記念式典は5月14日に開催する。  5月31日を語呂合わせで「こさいの日」として創設し、イベントを企画中だ。

中日 2021年12月31日朝刊

 

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