掛川市土地開発公社は27日、同市の上西郷地区整備推進事業の事業協力予定者が不動産開発の日本エスコンに決まったと発表した。今後、詳細な事業内容について協議し、2021年度内をめどに基本協定を締結する。日本エスコンは、市や市土地開発公社と連携して用地造成や企業誘致などに取り組む。事業期間は約4年。22年度中の工事着手を予定している。
用地はゴルフ場開発が頓挫した後、公社が買収した47.8ha。市土地開発公社は3月から、「ポストコロナを見据えたまちづくり」など3テーマを提示した上で土地利用案を公募していた。民間2者が応募し、24日の市土地開発公社理事会で日本エスコンの提案の採用を決めた。
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