東京カンテイ(東京・品川)が発表した10月の分譲マンションの平均募集賃料は、首都圏で1平方mあたり3,163円で、前月から0.6%上昇した。3カ月連続で過去最高を更新した。都市部で賃貸需要が底堅く、賃料水準が高い東京都の物件の比率も拡大し、全体をけん引した。
都県別では、東京都が0.1%高い3,698円、神奈川県も1.7%高い2,380円となった。横浜市や川崎市で価格上昇が目立った。
近畿圏は0.4%高い1,945円。大阪府は上昇に転じ、兵庫県は2カ月連続で下落。中部圏も1.6%高の1,732円。4カ月ぶりに上昇した。
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