静岡銀行は16日、県内への移住希望者に住宅購入資金などを融資する「テレワーク・移住応援ローン」の取り扱いを始めた。新型コロナウイルス感染拡大を機に在宅勤務や副業などの多様な働き方が広がり、勤務先から離れた場所に暮らす人が増えるとみられ、首都圏などから移り住む人の資金需要に応える。
ローンのうち不動産担保型は、住宅の新築や中古住宅の購入、増改築の資金が対象。在宅勤務に必要な通信機器や家具の購入資金も組み込める。融資額は1億円以内。返済は35年以内で、金利は通常の住宅ローンと同じ。無担保型は、在宅勤務に必要な住宅の増改築や通信機器、家具の購入資金が対象。融資額は500万円で返済は10年以内。金利は3.0〜7.0%。
いずれも年齢や、保証会社の保証を受けるなどの条件がある。申し込みは静銀のウェブサイトから。
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