東京カンテイ(東京・品川)が発表した5月の中古マンションの平均希望売り出し価格(70平方m換算)は、首都圏が前月比0.7%安い3,674万円となり、3カ月連続で下落した。価格水準が高い東京都でマイナスに転じ、神奈川県も2カ月連続で下がった。
築年数の古い物件の割合が増えた東京23区で0.8%安の5,692万円となった。都心6区(千代田、中央、港、新宿、渋谷、文京)に限ると、0.3%高い8,373万円。2019年11月から上昇が続いているが、伸び率は鈍化傾向にある。横浜市は1.1%安の3,096万円。さいたま市は1%安い2,670万円だった。
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