住宅着工、12%減 5月、コロナ影響
国土交通省が30日発表した5月の新設住宅着工戸数は、前年同月比12.3%減の6万3,682戸となった。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛を受けて、一部で着工が休止された影響が出た。 内訳は、持ち家が20.7%減と大きく減った。住宅展示場への来場者が減り、商談が進まなかったことが響いた。金融機関の融資審査が厳格化されているアパートなどの貸家も8.1%減と低迷。マンションを含む分譲住宅は7.6%減だった。
静岡 2020年07月01日朝刊