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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

オープンテラスで活性化 コロナで低迷 浜松中心街 市が社会実験

 浜松市は19日から、新型コロナウイルス感染拡大の影響で低迷する中心市街地の活性化に向け、「まちなかオープンテラス」と銘打った社会実験を開始する。参加店舗が店先の道路空間を活用して営業を行い、「3密」回避とにぎわい創出の両立を図る。  10日の市議会新型コロナウイルス感染症対策特別委員会で、市が概要を説明した。市産業振興課によると、対象となるのは市が指定する同市中区の鍛冶町や肴町、田町などの国道や市道沿い。参加店舗は歩行者の通行部分を確保した上で、店先の歩道に商品を並べたり、飲食用の席を設けたりできる。既に20店ほどが参加を希望しているという。実験期間は7月3日までだが、状況に応じて8月末まで延長する。  市が経済団体や金融機関を通じて調べたところ、市内では郊外よりも中心市街の店舗で売り上げが落ちているという。低迷が続けば、廃業や倒産の増加も予想されるため実験を企画した。

静岡 2020年06月11日朝刊

 

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