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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

御厨駅 開業近づく 来月14日 ホームや通路披露

 JR東海道線で8年ぶりの新駅となり3月14日に開業する御厨駅(磐田市鎌田)が26日、現地で報道関係者に公開された。  磐田-袋井駅間に新築され、駅舎は鉄骨造り2階建て、延べ床面積730平方m。ホームは上り、下りに各一面あり、長さは210mで十両編成の電車に対応している。東海道線と東海道新幹線をまたぐ自由通路も設けられた。  自由通路は長さ130m、幅3.5〜4.5mで、エレベーターが3基ある。新駅開業前の3月7日から利用できる。「在来線と新幹線と富士山が一度に見られるのが特徴」(JR東海)という。駅舎や通路の事業費49億円を市が全額負担した。  駅の北側には、ヤマハ発動機本社やNTN磐田製作所のほか、ジュビロ磐田のホームグラウンド「ヤマハスタジアム」が立地。南側には医王寺や鎌田神明宮、御厨古墳などがある。JR東海は1日当たりの乗降客を2千〜3千人と試算している。  駅は、合併前の旧磐田市が1988年、JRに設置を要望。JRから「周辺の都市整備が必要」と回答があり、旧市は周辺で3つの区画整理事業を始め、現在は新しい住宅街ができつつある。

中日 2020年02月27日朝刊

 

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