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回遊性向上など重視 浜松市 市街地活性化へ新方針

 浜松市は4日、本年度未で計画期間を終える市中心市街地活性化基本計画に代わる2020年度からの「市中心市街地活性化の方針」を明らかにした。これまでの取り組みで改善できなかった「まちなか全体の回遊性の向上」「平日昼間のにぎわいの創出」を重視し、目標指標と24年度の目標値を定めて各事業を進めていく。  中区の浜松商工会議所で同日開かれた市中心市街地活性化協議会(会長・大須賀正孝同商議所会頭)の会合で説明した。  国の認定を受ける基本計画は策定しないが、「浜松版コンパクトシティの核づくり」「創造都市・浜松の顔づくり」といった基本的な方針や、中心市街地の区域は継承。浜松まちなかにぎわい協議会、企業、商店街、自治会などが主体となって官民一体で活性化を進める「浜松型都心経営モデル」の確立を目指す。  目標指標は、中心市街地25地点で継続する歩行者通行量をはじめ、公共施設の入場者数、空き店舗区画数など5項目を設定。これまでの平均値などから基準値を定め、改善を目指していく。  今後の施策として、魅力的な店舗や場所の集積▽魅力的な憩いの空間の整備▽魅力的な企業、起業家の集積?を掲げ、リノベーションスクール、新川モール利活用推進事業などを挙げた。市はこれまでに基本計画に基づく68事業に取り組み、19年度は53事業を実施中で、継続する事業を具体的に精査する。

静岡 2020年02月05日朝刊

 

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