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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

都市部で堅調な推移 2019年 県内路線価 浜松 中心街は常に需要

【西部】 <浜松>  浜松市内の最高路線価は浜松駅前通り(浜松市中区砂山町)の97万円で、2.1%上昇した。中心市街地で百貨店などの商業施設が集積し、周辺を含めて「常に需要は高い」と不動産業者。再開発地区でタワーマンションの建設が進むなどプラス要因もある。マンション用地の需要がある中央地区では35万〜40万円の取引があった。  東区和田町の国道152号通りは9万7千円で3.2%上昇した。自動車販売店、家電量販店などが出店する幹線道路沿いで、15万円台での売買も。周辺の篠ケ瀬町、上西町の住宅地でも9万円台の取引事例があった。 <磐田>  JR磐用駅北の中泉1丁目(市道中泉192号線通り)が最高値で10万5千円。5%上昇と伸びたが、「問い合わせがあっても供給物件が限られ、取引は少ない」と不動産業者。生活の利便性や周辺環境を考慮し、国府台や富士見町の宅地への関心は高い。市東部は西貝塚で7万円台後半の取引がある。沿岸部の動きは低調。 <掛川>  JR掛川駅北口の梅橋線通りが最高路線価で11万5千円。横ばいが続いていたが、7年ぶりに下落となった。駅北側では飲食店の新規出店が相次いでいる。多くは賃貸で土地の売買は少ない。駅周辺の宅地は依然、引き合いが強いが物件は不足気味。駅に近い中央小や第一小、第二小学区では6万〜8万円の取引があった。 <豊橋>  最高路線価はJR・名鉄豊橋駅東口の広小路1丁目(駅前通り)で41万円。長年40万円の横ばいが続いたが、再開発の影響もあり上昇した。駅周辺は依然動きが少ないものの、駅西側の商業地花田一番町で23万円の取引があった。人気の高い住宅地は前田町が12万円など。豊橋鉄道渥美線近くの弥生町は8万〜9万円となっている。

静岡 2019年07月01日夕刊

 

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