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都市機能誘導 10区域設定 浜松市立地適正化計画案を提示

 浜松市は19日に市役所で開かれた中区協議会で、2019年4月に策定する市立地適正化計画の案を提示した。JR浜松駅周辺など10カ所を都市機能誘導区域とし、それぞれの拠点周辺に居住誘導区域も設定。人口減少 社会に対応したコンパクトでメリハリの効いたまちづくりを目指す。  都市機能誘導区域のうち、JR浜松駅周辺は「広域サービス型」とし、既存の大規模集客施設や公共交通ネットワークを生かしつつ、建物のリノベーションや未利用地の活用などを図る。  遠州鉄道浜北駅や天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅などの周辺は「市域・地域サービス型」で、ホールや図書館といった拠点施設の優先的な立地を検討する。JR天竜川駅、高塚駅周辺などは「生活サービス型」とし、子育て支援や障害者、高齢者福祉などの医療・福祉機能を集積し、暮らしの充実を図る。  これらと並行して、各エリアの居住誘導区域では、サービス付き高齢者向け住宅などを誘導して住宅供給を促進するほか、公園や自転車走行空間などの整備、公共交通の利便性向上を図る。居住誘導区域に住む人口の割合を、2045年に53.1%(15年、44.5%)に高める目標値も盛り込んだ。  市は10月16日から11月2日まで7行政区で市民説明会を開く。

静岡 2018年09月20日朝刊

 

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