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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

地震に備え構造計算説明 中区住宅会社が講座 木造建築の倒壊防止

 浜松市内の住宅関連会社などでつくる「構造塾」浜松はこのほど、震度7の地震でも倒壊しない木造住宅を広く普及させようと、建築業者らに構造計算の重要性を説明する講座を中区のクリエート浜松で開いた。  建築基準法の新耐震基準では「震度6強以上の地震で建物が倒壊しないこと」が求められている。しかし震度7が2回観測された熊本地震では新耐震基準を満たす木造住宅も倒壊が確認されたため、構造計算の適切な技法などを紹介した。  構造設計1級建築士の資格を持つM’s構造設計(新潟市)の佐藤実社長が講師。2017年9月から今月まで5回シリーズで、木造住宅の「上部構造」「基礎」「地盤」のテーマ別に構造設計のポイントを解説した。  7月14日には、住宅新築やリフォームを考えている市民向けの特別講座を中区のアクトシティ浜松で開く。午後1時半からと同3時10分からの2回。テキスト代千円が必要。希望者は7日までに「構造塾」浜松事務局<電053(432)8282>に申し込む。

静岡 2018年06月21日朝刊

 

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