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不動産・住宅関連【新聞各紙記事スクラップ】

レオパレス・アパート 県内1,750棟で施工不良

 賃貸アパート大手のレオパレス21は7日、施工したアパートに建築基準法違反の疑いがあった問題で、都道府県別の調査対象数を明らかにした。対象となる全37,853棟のうち、東京都が最も多い3,742棟で、神奈川県が3,230棟、埼玉県が3,068棟と首都圏に集中している。東海や関西地域も多かった。  ほかに対象が2,000棟を超えるのは愛知県(2,889棟)、千葉県(2,336棟)、大阪府(2,015棟)で、1,000棟を超えるのは静岡県(1,750棟)、兵庫県(1,712棟)、福岡県(1,252棟)、茨城県(1,144棟)。  レオパレスの一部物件では、防火や防音のために住戸を隔てる「界壁」という壁が天井裏に設置されていないなどの問題が確認された。これまでに実施した調査では185棟で界壁がなく、21棟で施工不良が見つかった。同社は2019年6月までに調査を終え、同10月までに必要な補修工事の完了を目指している。

中日 2018年06月08日朝刊

 

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