静岡県がまとめた1月の新設住宅着工戸数は、前年同月比44.0%増の2,369戸だった。7カ月ぶりのプラス。県によると、大幅増は浜松市内で約300戸のタワーマンションの着工が始まったほか、東部で貸しアパートを建てる動きが見られたためという。
大型マンションの戸数を除けば月平均並みになることから、県は「大幅増は一時的な要因」と分析している。
主力の持ち家が21.2%増の1,022戸、貸家が34.5%増の670戸、マンションを含む分譲住宅が124.9%増の668戸と、全種類がプラスだった。
地域別では県東部が30.2%増の669戸、中部は23.7%増の658戸、西部が74.0%増の1,042戸だった。全国では13.2%減少し、6万6,358戸だった。
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