浜松市中区のJR浜松駅北口で計画されている市街地再開発事業で、旭・板屋A-2地区市街地再開発組合は8日、同地区(旭町、板屋町)に建設するタワーマンション(再開発ビル)の起工式を開いた。工期は2020年3月末まで。
面積約3,576uの敷地に地上30階建て(約118メートル)のビルを建設する。戸数は246戸。1、2階には商業施設などが入る計画で、建物内に231台分の駐車場を設ける。一部屋当たりの面積や間取り、入居する店舗などは未定。
起工式では、同組合や建設業者、市の関係者らが神事を行い、工事の安全を祈願した。
同組合理事の岩田直樹一条工務店社長は「駅北側のにぎわいを取り戻すため、意義のある第一歩を踏み出せた」と述べた。
タワーマンション南側のA-1地区には、ビジネスホテルなどが入る13階建て複合ビルが19年3月末に完成する予定。
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