三井住友海上火災保険は夫婦など連帯債務型の住宅ローンを組んだ2人のどちらかが病気やけがで働けなくなった場合、ローン残高の返済を肩代わりする保険を販売する。共働きでローンを返す世帯は増えており、返済に困窮するリスクを軽減する。
2025年4月から団体信用生命保険(団信)に、追加の補償を上乗せする形式で選べるようにする。従来は、例えば夫が被保険者で就業できなくなった場合、妻はローン返済を免除された。一方、妻が就業不能になった場合、夫は返済免除にならなかった。
共働き世帯の場合、妻が就業不能になった場合でもローンの返済が滞る可能性がある。今後は2人のどちらかでも就業不能になった場合、住宅ローンの返済額を補償できるようにする。
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